設計製造グループ

鍋島 龍道

2004年入社

以前は、リレーをつくる工場で社内設備の設計、製作や保全業務などにあたっていました。サンワハイテックに入社したのは、当社に勤める大学の同級生を羨ましく思ったから。本格的な設備を自分で設計し組み付けまで行なっている彼は、大変そうではありましたが、大きなやりがいも感じているようでした。そんなとき耳にした、機械設計部門の求人。前職に不満はなかったものの、ワンストップで設計から納品まで行える環境に惹かれ、思い切って転職しました。現在は、機械設計や組立、装置のセットアップなどの業務に携わっています。入社当初は、治工具を使った手動の装置がほとんどでしたが、最近はロボットを使った装置の製作も増えてきました。5年ほど前から担当しているのは、浄水器メーカーのリークテスト装置。新商品を開発される度にお声かけいただき、その都度商品に合わせて仕様を変えています。このように納めたものが認められ、また新たな案件の依頼を受けたとき、やりがいを感じますね。まだまだできることが少ないので、諸先輩から技術を学び、経験を積んで、一人前の技術者になりたいです。


設計製造グループ

清水 美智

2001年入社

両親もこの業界で働いているため、幼い頃から製造業に興味がありました。サンワハイテックへの就職を決めたのは、工業系の学校で学んだ電気の基礎知識を活かせると考えたからです。実際の仕事は多岐にわたり、新たに技術を身につけられる機会が多くありました。私の主な仕事は、部品や装置の設計・組立。お客様のご依頼に合わせて、一品一葉な製品をつくります。スケッチから、製図、組立、工事まで、ワンストップで行うことが当社の特徴であり強みです。一貫して携われるため、完成時には大きな達成感を覚えます。お客様の工場で以前自分が製作したものを目にしたときは、とても嬉しいです。お客様のもとでの補修は、限られた時間で実際の装置に直接施工しなければならない緊張感ある業務。入社後初めて担当した工事では、焦りから現場でいっぱいいっぱいになってしまったことがありました。そのとき、先輩が冷静にフォローしてくれた感動は忘れられません。私も後輩には「気負わなくても大丈夫」と伝えるようにしています。皆で助け合い、サンワハイテックにしかできない仕事をしていけたらと思います。


精密加工グループ

松永 将司

2005年入社

私は、工作機械を使った金属精密部品の加工を行っています。以前はサービス業をしていましたが、昔からものづくりが好きだったこと、手に職をつけたいと思ったことからサンワハイテックへの入社を決めました。現在は、シリコンウェハーの検査治具であるプローブカードをつくる会社を担当し、その装置内に組み込まれる部品をつくっています。神経を使うのは、面精度。「バリ・カエリなきこと」という指示に対し、お客様の求めていらっしゃる品質でお応えすることが私の仕事です。入社以来積み上げてきた経験をもとに、高精度の実現に努めています。一方で、まだまだ知らないことも多いと感じるため、新たな加工技術も習得したいです。今興味があるのは、五軸加工機。一般的な加工機は縦、横、高さの三軸であるのに対し、五軸はテーブルが動くことで複雑な曲面の加工も可能になり、アイデアの幅が広がります。十人いれば十通りのアプローチがあるのも、加工の面白い部分。当社はプログラミングもオペレーティングも一人で行えるので、自分らしい方法で付加価値のある製品をつくっていきたいと思います。


営業技術 グループリーダー

古江 克行

2005年入社

学校卒業後は金属加工の仕事をしていましたが、以前から興味のあった装置組立ができるサンワハイテックへ転職しました。装置組立、金属加工の業務を経て、現在は営業をしています。お客様のご要望を伺い、それを形にするために調整や管理を行うのが営業の役割。技術を経験したことで、社内に持ち帰らずともその場で判断ができたり、必要な場合には簡単な図面を書いたりと、お客様とのコミュニケーションを円滑にできていると思います。組立がしたくて入社しましたが、今は営業の仕事が合っていると感じるので、毎日が楽しいです。やりがいを感じるのは、無事納品できたとき。仕事が取れたときよりも、お客様から「頼んでよかった」と言われたときの方が嬉しいですね。これまでで一番印象に残っているのは、毎日使う機械の部品が壊れたというご相談。当社でつくったものではありませんでしたが、非常に困っていらしたのですぐに取りに行き、その日のうちに修理して納品したところ、とても喜んでいただけました。今後は、全国・世界を視野に入れたオリジナル製品の開発、販売にも力を入れていきたいです。

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